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IoTプラットフォームとしてのRaspberry Pi(お菓子ではありません)

IoTの開発には、コンピュータが必須です。ですが、通常のコンピュータは安くはないので、大量に購入したり、気軽に導入することはできません。
一方で、ラズベリーパイは、小さなスマートコンピュータです。基盤に入力と出力のポートを多数持つシングルボードコンピュータで、手のひらに載るくらい非常に小さくて安価です。日本では「ラズパイ」と略して呼ばれることが多いです。
通常のコンピュータよりもはるかに安価なため、大量に購入して多機能を実現できます。IoTデバイスの開発などによく使われている理由は小ささとコストの低さです。


驚きのラズベリーパイ……実際は、高性能なコンピュータ

IoTを開発するには、スマートフォンのアプリとは違って、ハードウェアなどのデバイスの開発が欠かせません。大量生産するにはコストもかかり過ぎ、人的リソースも馬鹿になりません。しかし、ラズパイなら5000円以下で購入できるため、手軽に開発をスタートできるのです。
また、場所もとりません。重さは45グラム、驚きのスマートコンピューターです。

ラズパイは、小さくても高性能なコンピュータです。前回の記事で紹介したLinuxを搭載できて、HDMI出力やUSBポートも持っているため、通常のコンピュータと同様に操作することができます。LANポートもあり、インターネットに接続ができます。今年発売された第三世代は、Wifi接続も可能で、IoTデバイスに搭載して制御するのがより容易になりました。
このラズパイを使って、IoTを自作する、電子工作好きの人もたくさん登場しています。

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スマートホームなどにも

iPhoneのSiriを通じて、ガレージの扉やライトなどをつけたり消したりする音声ツールが登場しています。HomeKitというアプリに対応している家電を、Siriでコントロールできるのです。Siriにいつものように話しかけることによって、Siriが、室温を調整したり、ライトの点灯を行ったり、テレビのチャンネルを切り替えたりしてくれます。体が不自由な方にも使うことのできる可能性を持った製品です。

ところが「HomeKit」に対応している家電がまだ少ないため、スマートホームを実現するのはまだまだ先になりそう…なのですが、ここでラズパイの登場です。「homebridge」を入れたラズパイを間に挟んでいろいろと設定をすれば、Siriでのコントロールが可能になるのです。
Siriとラズパイの役割としては、「Siriが人間の言葉を理解し、ラズパイに信号を送信、ラズパイがエアコンやテレビをコントロールする」ということになります。

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ラズパイでの開発例

トイレを流したりトイレットペーパーを交換したりするたびごとに、その情報がGoogleのスプレッドシートに記録されるIoTもあります。トイレットペーパーの在庫管理を行ったり、一回あたりに使用するトイレットペーパーの量を管理したりなどの使い方が考えられます。遊び心のあるIoTです。これらもラズパイで作られています。


Machintoshのエミュレータも動作

ラズパイでは、マッキントッシュのエミュレータも動作します。ラズパイには標準でラズビアンというOSが搭載されていますが、その上でMachintosh OSを動かすMini vMacというエミュレーターが動作します。これによって、初代機の1/3サイズのマッキントッシュを作ってしまった人もいます。実際に操作させることもでき、遊ぶこともできる画期的な製品です。
(小さな画面に懐かしいデザインが展開されていく様子がいいですね…)

こうしたさまざまなプロダクトが、ラズパイによって可能性を広げられています。誰でも気軽にIoTが組み込めるラズパイ。素晴らしい小型コンピュータです。

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