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IoTプラットフォームとしてのMVNO

MVNOがIoTプラットフォームで持つ役割

IoTデバイスには、通信が欠かせません。取得した大量のデータをクラウドに送るためには、格安の通信方法が必須です。Bluetoothなどの近距離無線通信規格もありますが、携帯電話のキャリア網を利用しているのがMVNOです。
携帯電話の無線通信基盤を他の事業者から借りて、独自のサービスを付加して提供する企業のことで、日本では格安SIMなどで知られています。

MVNO(Mobile Virtual Network Operator)は、日本語で「仮想移動体サービス事業者」という意味です。
格安SIMとして安価に回線を使うことができます。

無線通信回線設備を開設・運用せずに、自社ブランドで携帯電話やPHSなどの移動体通信サービスを行う事業者のこと
引用:Wikipedia

IoTデバイスの開発者は、さまざまな通信方法から、開発したいIoTに合わせた回線を選択することができます。格安SIMの登場によって、安価にキャリア網を使って長距離の通信を行うことができるようになりました。

MVNOもIoTに進出

MVNOはモバイル通信の回線を、免許を受けた事業者から借りることで、免許を持っていない事業者でもサービスに参入することができます。
日本では、楽天やイオン、DMMなどが参入しています。

また、ソラコムなどのベンチャー企業も参入を表明し、キャリアが持つ基地局から、飛んでくるパケットをゲートウェイにつなげて、利用者の認証や課金管理、利用者ごとのポリシー設定などをクラウドのソフトウェアで実現します。
クラウドで接続することによって、スケーラビリティーが高くなり、人口の100倍のモノがインターネットにつながっても、対応できるような、まさにIoTのための通信キャリアになろうとしているのです。

1枚300円から始められるIoT開発

スタートアップ企業のソラコムなどは、クラウドをバックエンドで動かすことによって、認証やセキュリティの問題をクラウドに任せ、IoTのデバイス側での負担を極力下げることに成功しています。値段は1枚300円からの契約で、基地局だけをレイヤー2の接続で契約して、レイヤー3以上をソフトウェアで解決するビジネスモデルです。
従来ならば、MVNOは2,000枚で500万円などの値段がかかりましたが、ソラコムなどを使えば、1枚から利用することができます。初期コストを抑え、誰でも通信キャリアになることができ、IoTデバイスを気軽に開発することができるようになったのです。

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キャノンなども実験を開始

ソラコムのMVNOは安いため、多くの企業が導入を表明しています。
内田洋行はIoT百葉箱、リクルートライフスタイルは無料POSレジアプリ、またスマートロックやキャノンの事務機器での実証実験も行われています。
これまで課題だった、IoTの通信部分と、セキュリティーの部分に特化して、格安SIMに薄い利益を乗せて売っていくビジネスモデルで、Amazon同様勝負しようとしています。IoTのジャンルで、格安SIMの通信がどれだけ使われるかは未知数ですが、このソラコムなどの挑戦は、大いに期待できるものではないでしょうか。


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