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10/18(火)エスキュービズムIoTカンファレンスレポート

10/18(火)に行われたエスキュービズムIoTカンファレンスは、おかげさまで盛会のうちに無事に終了いたしました。ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。

当日は約680名の参加をいただき、カンファレス会場、展示ブースともに熱気にあふれていました。
本カンファレンスでは、様々なバックグラウンドを持つ豪華メンバーにご登壇いただき、「メディアの視点」、「経営者の視点」、「一般生活者の視点」、「事業担当者の視点」、「IoT導入企業の視点」という5つの角度からIoTの可能性について論じました。

当日ご来場できなかった皆様も、ぜひ一度ご覧ください。


オープニング挨拶  武下真典(エスキュービズム)

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本カンファレンスでは、来場者に配布された「クリッカー(投票端末)」を使用し、登壇者はその場でアンケートを取って回答を表示することができる、インタラクティブな演出がありました。
参加者の企業がIoTに取り組んでいるか、という質問を投げかけたところ、「専門組織ができて、取り組んでいる」20.9%、「専門組織ができたが、取り組めていない」5.4%、「取り組むよう指示されたが取り組めていない」11.3%、そして一番多かったの回答が「取り組みを検討している」33%でした。

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オープニング挨拶ではこういった企業に、自社でのIoTの取り組みについて考えるきっかけを作る、新たな「気づき」の場となることを目的に開催した、と本カンファレンスの目的を説明しました。


基調講演「IoT情勢について」 小泉耕二氏(IoT NEWS)

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IoT専門メディアとして注目を集めるIoT NEWSの小泉耕二氏。メディアの立場から、「IoT情勢について」と題し語っていただきました。
「モノがインターネットにつながる環境が整った現在では、すべてのモノがインターネットにつながると考えてよい。「なにをIoTというか」の捉え方(IoT観)は人によって様々。議論を始める前に認識のずれをすり合わせることが重要。」
会場アンケートではIoT観の「認識のずれ」を確認するため、「FitbitはIoTかどうか?」や「Amazon DashはIoTかどうか?」などの質問が投げかけられました。
結果はほぼ8割の方が「IoTだと思う」と回答。つまり、2割の人は「IoTではない」と考えており、認識のずれが生じている状態でした。

「IoT「で」成功などできない。「IoTで成功しよう」なんて思ってはいけない。今後モノがインターネットにつながるのは必然であり、そこから一歩踏み込んだ考えが必要である。IoTは手段であり、目的ではない」というメッセージが伝えられました。


特別講演「IoT導入によるインパクト」 佐野健一氏(ビジョン)

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導入企業の視点として、株式会社ビジョン代表取締役 佐野健一様には「IoT導入のインパクト」と題して特別講演を行っていただきました。
「株式会社ビジョンは、海外用Wi-Fiルーターのレンタルサービスを行っているが、2016年4月より、「スマートピックアップ」を導入した。受付に行かなくても、申込時にメールで送付されるQRコードをかざすだけでロッカーが解錠され、Wi-Fiルーターが受け取れるIoTで、受付時の行列が解消され、顧客満足度の向上やスタッフが他の業務に取り組める体制を実現できた」
とし、実際にIoT導入による効果を具体的な数値を提示しながらお話しいただきました。


トークセッション「IoT時代の経営」

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「経営者視点でのIoT」では、実業家の堀江貴文氏や作家エージェンシーの株式会社コルクを運営する佐渡島庸平氏、エスキュービズムの薮崎敬祐社長が、「IoT時代の経営」と題し、対談を行いました。

堀江氏「「IoT」という言葉は、メディアや関係各所によって盛り上げられているバズワード(マジックワード)である。しかし否定的な見方ではなく、こうしたカテゴリーを表すマジックワードによって、議論が出来、コンソーシアムの立ち上げや導入検討などの動きにつながりキャズムを超えるための条件ではないかと捉えている」

佐渡島氏「単調な作業が機械に取って代わられる時代において、「遊びのありかた」をどう提示できるか、どういうストーリーを作れるかという設計が大事になってくるのではないか」

薮崎氏「IoTによって国の制度も変わっていく。ITを使いこなせる人と使いこなせない人の生産性の違いはますます顕著になっていくだろう」

といった話が語られました。
さらに、堀江氏による宇宙産業や金融業など幅広いトーク内容によって、会場が盛り上がる一面もありました。


トークライブ「こんなIoTがあったらいいな会議」

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「生活者視点でのIoT」では、板尾創路氏、レイザーラモンRG氏、トレンディエンジェル、明和電機 土佐信道氏、三秋里歩氏により「こんなIoTがあったらいいな会議」が開催されました。
日常生活において「こういうIoTがあればいいな」と思うアイデアを、自身のネタを交えながら次々と発表。やはり芸人さん、タレントさんのターンということで、会場は笑いに包まれていました。

また、8月に「お笑い×IoT」をテーマに開催されたIoTハッカソンから、面白法人カヤックチームの「モーカリマイク」、都エアラインチームの「た(わむ)れまく」がブラッシュアップして披露されました。>>レポートはこちら
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「モーカリマイク」は、芸人さんが漫才ライブ中に発したキーワードに反応して検索を行い、デバイスやスクリーンにアフィリエイトサイトへのリンクが表示されるというもの。
ところが、ネットワーク環境があまりよくなく、検索に時間がかかってしまうという「IoTならではの障害」が発生。通信環境の整備がIoTには不可欠であることが参加者にも伝わったようでした。

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「た(わむ)れまく」は芸人さんの前に設置したポリエステルシートにプロジェクターで観客のリアルタイムなコメントを流し、流れてくる気に入らないコメントを弾き飛ばしたり、大きくするなどの制御ができるというものでした。
トレンディエンジェルの斉藤さんの実演では、実際にコメントをつかんで制御でき、会場から驚きの声が上がっていました。


カンファレンスミッション「オーディエンスと共にIoTを仕分けせよ」

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「事業担当者視点からのIoT」は会場全員参加型の企画です。八子知礼氏(ウフル)、田邉憲一氏(共同印刷)、青木俊介氏(ユカイ工学)、真田幹己(エスキュービズム)が登壇、そして壇上から呼び込まれた三竹兼二氏(ニフティ)の5名でトークセッションが行われました。

まずはロボット、旅行、住まいなどの8つの項目から、パネラーが選んだテーマに沿った質問が投げかけられます。それに対して「あり」「なし」の札を上げ、それぞれの意見が述べられました。

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買い物というテーマでは「今後バーチャルコマースが普及する。ありかなしか」。
田邉氏「あり。リアルはなくならないということが前提で、リアルでない部分をバーチャルがカバーできるのではないか」

次に選ばれたテーマは「ロボット」。「家庭に1台、ロボットが普及する。ありかなしか」
青木氏「あり。ロボットの定義が広くなっている。10年前だと歩かないとロボットではないという方も多かった。しゃべったりamazon echoなどもIoTとおなじような感じで使われ始めている」
八子氏「機能という面で言うと人型である必要はない。アニメなどでイメージされるようなロボットが必要かどうか?」

「住まい」というテーマでは「スマートハウスは普及していく。ありかなしか」という質問でした。
三竹氏「あり。日本は集合住宅が多いため、スマートハウスはまだ時間がかかりそう。カメラで検知したらどう対応するか、までの仕組みが必要」

会場アンケートでも、どのテーマでも7~8割が「あり」と回答される方が多く、どんな分野でもIoTに関する期待度が高い結果となりました。

真田氏は、「このセッションでは、実際に私がお客様と製品開発をするときの打ち合わせをイメージしていただきたかったのです。こんな風に「これ使いたいですか?」という観点でお話しします。IoTに限りませんが、重要な視点だと思っています。皆さんもIoT事業を考える際には、そこを意識してみてください」と結び、カンファレンスは幕を閉じました。


展示ブースの様子

カンファレンス会場外では、協賛各社が製品やサービスの展示を行いました。

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また、吉野家の新作「丸かじり牛丼」がお披露目になり、ショウガが練りこまれたコーンに入った牛丼が無料でふるまわれました。
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このように、大変盛りだくさんな内容でした。参加者の皆さまにも楽しんでいただけていたら幸いです。


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