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2020年、東京オリンピックでIoTの技術革新

オリンピックで技術革新が進む?!

オリンピックはスポーツの祭典です。ですが、オリンピックは同時に、技術革新が行われてきた歴史でもあります。
これまで、オリンピックではどのような技術が発表されて来たのでしょうか。それを振り返ってみましょう。

まず、忘れてはならないのは、1960年ローマ大会。初めてのオリンピック生放送が行われ、日本では1時間遅れで放送されました。
1964年の東京オリンピックでは、新幹線が登場し、東京―大阪間が4時間で到達することが出来るようになり、1968年のメキシコシティオリンピックでは、カラーテレビの普及が進みました。
1998年の長野オリンピックでは、インターネットの普及率が10%を超え、2000年のシドニーオリンピックでは、デジタルカメラの出荷台数が倍増しました。
2012年のロンドンオリンピックでは、スマートフォンを活用しての観戦が多く、SNSでは1.5億回もツイートされました。

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2020年での東京オリンピックではどのような技術革新が!?

2020年、いよいよ東京でオリンピックが開催されます。ではそこで、どのような技術革新が行われるのでしょうか。
おそらく、IoTによる進化が見込まれています。
IoTは、モノのインターネット(Internet of Things)のことで、あらゆるモノが、インターネットにつながり、クラウドを通して人工知能と接続し、スマートフォンでそれらのセンシングしたデータを操作するものです。
そのIoTが、迫りつつある東京オリンピックをきっかけに、発展しようとしています。

現在、携帯電話のジャンルでは、LTEの100倍の通信速度を持つ超高速化スマートフォン、多重同時接続、超低遅延などが実現されつつあります。これらによって、IoTの普及が爆発的なものになると考えられています。
人工知能(AI)も同時に開発が進みつつあり、センサーが収集したデータを、クラウドを経由して解析・分析するためのテクノロジーが驚くべきスピードで開発されつつあります。

最初に述べたように、オリンピックでは、毎回大きな技術革新が見られます。
現在、産官学を上げてしのぎを削っているのが、東京オリンピックでの新たなテクノロジーの開発です。
オリンピックによってICTが急速に発展し、インターネットやクラウドに成り代わりつつあります。

ICTとは情報処理や通信に関連する技術、産業、設備、サービスなどの総称です。
引用:http://flets-w.com/point-otoku/knowledge/other/otherl32.html

ちかく平昌大会が開かれますが、スマートフォンが5Gになったり、IoT分野でのさまざまな技術革新が行われたりするでしょう。
そして、東京オリンピックは日本で開催されることもあって、「おもてなし」を最先端で行おうという取り組みが、産官学を上げてなされています。

IoTおもてなしクラウド事業と第されたものが、総務省主導で行われようとしています。
インバウンド観光客が、入国、滞在、宿泊、買い物、観光、出国までの一連の日本滞在のなかで、スマホやICカード、デジタルサイネージなどのクラウドを使ったさまざまなサービスを連携させ、より過ごしやすく、滞在してもらおうという試みです。
スマホなどでホテルにチェックインできたり、競技場、座席などへの誘導が簡単になったりします。
レストランでは、食事に配慮するなどのことが可能です。言葉や習慣の壁をIoTで乗り越えられるようにしたものです。
このおもてなしはすでに、東京都と千葉県を中心に、実証実験もスタートしています。

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技術革新が行われるためには、インフラの整備も重要!

オリンピックによって技術革新が行われるためには、インフラの整備も必要となります。それでは、いったいどのような技術革新が行われているのでしょうか。

高速通信の安定性、超高精細映像機器や、超高速度カメラなどの、映像技術を前提としたICTインフラの整備が重要です。
また、すべての競技場やその他の施設で、無線LAN、Wi-fi、LTE、WiMaxなどの高速大容量のデータ通信かつワイヤレスなネットワークを構築していくことが考えられています。
これはスマートフォンを持って来日する訪日外国人観光客のためにも、必要不可欠なものです。

会場へのアクセスがもっとも便利になるように、標識をシステム化して、誘導などの道順をすぐに把握できるようにします。
また、カーナビ、鉄道の車内情報システムなどの整備も急がれます。
駅の情報、路線図、英語などの外国語の表示案内、音声案内などを2020年頃までには、かならず構築しなくてはなりません。
とくに電車の車内で設置される車内システムに関しては、多言語対応し、競技場や競技結果の案内、そして東京の観光案内なども同時に行っていきたい構えです。

インターネットやスマホなどを通じて、空席情報をリアルタイムに配信したり、交通情報などをさらに高性能なシステムで情報収集し、渋滞、交通規制、時間などの情報を、ビーコンなどを使ってリアルタイムに情報提供していくことも考えられています。
現在位置、バス停への到着時間などの情報をモバイルなどでも提供し、より便利にしていきたいと総務省は計画を練っています。

また、GPS情報は様々な要因によって誤差が出てしまうという課題を受けて、準天頂衛星システムの準備も進行しています。
これは、日本が自分たちで衛生を打ち上げ、日本の真上から位置を計測するものです。
東京オリンピックのころには日本向けの測位システムが高精度で構築されていることになります。
これによって、1センチから10センチ単位で位置情報が測定できます。
Wi-fi、無線LAN、Bluetoothなどと連携して、屋内でも高精度なナビゲーションが実現可能となります。
駅のクーポンやショップ案内にも使うことができ、エスカレーターなどのナビもできるほどの精度の高さです。

通信キャリアが努力を重ねていて、LTE-A通信も盛んですが、第五世代移動通信である5Gへの取り組みも、オリンピックを通じて行われています。
最大通信速度が今の1000倍になり、高画質の動画もあっという間にダウンロードできます。
消費電力もおさえられて、電池消耗の心配もありません。
とくにdocomoが積極的で、auやソフトバンクも追随しています。5Gの広がりによって、クラウドも普及し、IoTの発展にも大きな貢献をしてくれるでしょう。
インターネットの容量制限もなくなるかもしれません。

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スマートスタジアムや顔認証など、新たな技術も登場

スマートスタジアムという言葉を知っていますか?スタジアムでは莫大なエネルギーが消費されます。
それをセンサーで収集し、予測分析を行って、エネルギーの消費を管理していくものです。
コスト削減、顧客の体験創出だけでなく、イベントプロモーションのコスト管理も実現できます。
IoTによって、水の消費を10%削減するなど、さまざまなコスト管理も可能となります。
水や電力の消費を削減し、LEDライト、スマートセンサーなどを使って、IoTによってコストの大幅削減の可能性が見出されています。
顔認証なども実現予定です。
これによって、チェックインなどが不要になり、不必要なIDとパスワードの管理や、それにともなう言葉のカベなども取り払うことができます。

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まとめ:東京オリンピックはIoT躍進の年!

4年に一度のオリンピックでは毎回、技術革新が進められてきました。そして東京オリンピックはIoTの年になりそうです。
IoTの躍進によって、これまで見たことのないオリンピックが実現できそうです。
東京オリンピックまで3年を切った今、産官学によるIoTの開発競争が進められています。

インバウンド(訪日外国人向け)戦略で、地域を元気にする

課題に対してIoTインテグレーションで解決しようとする場合、様々なアプローチの方法を提案することになります。
そうした提案の一つを、地方自治体向けのケーススタディでご紹介しています。
オリンピックでの地方活性化にも役立つケーススタディです。

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