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ビジネスにおいてiPhoneアプリが抜きん出ている理由

デジタル関連のマーケットが成長を続ける中でモバイル機器対応アプリにおける開発競争も熾烈さを増してきています。中でもiPhoneアプリの開発は、常に進化を遂げるモバイルアプリ関連技術においても、特にビジネス面で他社の一歩先を行くシステムを構築することが出来るために大きな注目を浴びています。

さらにこのiPhoneアプリがもたらすビジネス効果は、関連企業だけでなくアプリ販売メーカーやiPhoneユーザー、さらにはファイナンス関連などの各企業にまで広範囲に及びます。このことからもデジタルテクノロジーがもたらすビジネスモデルがいかに幅広く好影響を与えることが出来るかが分かります。

Android vs iPhone

モバイルアプリ開発の動きはAndroidからBlackberry、さらにはWindowsに至るまで幅広いプラットフォームに対応しておりますが、「オープンソース化」を採用するAndroidがその中でも抜きんでていると主張する向きもあります。

それでもここであえてiPhoneアプリがモバイルアプリ開発サービスの中においてビジネス面で最も重要な位置づけにあるというのはどのような理由によるのかという点をこれから見ていこうと思います。

iPhoneがマーケットを席巻する現状

Time Magazine誌が「過去10年で最も重要な発明」と位置付けたほどのiPhoneは、画像の解析度とユーザーインターフェースのクオリティの高さによって個人ユーザーにとって生活の一部としてすっかり浸透するほど幅広く愛用されており、ユーザーにとってシンプルかつ使いやすいという発売開始当初以来の特徴は今なお他のスマートフォンの追随を許しません。

同じくデザインに関しても他機種より常に一歩先を進んでおり、特に10年以上に渡ってこの分野でのトップに君臨し続けているという点は特筆すべきであり、この状況はこの先5~6年は安泰であるとみられています。

しかし、ここで気を付けなければならないのは、最も大切なのはiPhoneが持つ技術的な洗練さではなく、ユーザーにとって自然に日常に溶け込みながら便利に利用することが出来るといった性質にあるという点です。従って、高級製品を販売しようとする場合であってもそれがユニークで他とは違った特徴をもっているものであればiPhone対応のアプリの助けを借りてセールスアップも十分期待できるのです。

確かに専門家の中には現在のユーザーにおける過度な「iPhone信奉」の傾向に異議を唱える者も多く、アプリ開発者がiPhoneのマーケットにこだわる必要性に疑問符を投げかける向きもありますが、実際の統計を見る限りiPhoneマーケットの優位性は明確に示されています。

具体的にはアメリカでは学生の3分の1がiPhoneを所持しているという統計が出ており、一般的に若年層ユーザーは商品として利用価値の高い製品を所持するという事に対しては妥協することなく、少しでも便利で面白いサービスを求めているという傾向が明らかになっているのです。

キーワードは「SMAC」

先に述べたようにiPhoneアプリの開発は消費者の観点から見て利点が多いというだけではなく、企業の観点からも効果は大きくなります。

ハーバード大学における経営学の権威リタ・ガンター・マクグラス氏は、ビジネスプロセスをアウトソースする時代は終わり、これからは企業がビジネスプロセス全体を管理する必要が出てくると指摘し、IT業界の近代化にはこれまでのシステムを効率化するというような表面的なものではなく、全く新しいシステムを採用することが求められてきます。

まずここではユーザーの利用する個人的な携帯デバイスと強いつながりを持つ4つのトレンドをご紹介していきますが、この4つのトレンドとはSocial media=ソーシャルメディア、Mobile applications=モバイルアプリ、Analytics=分析ツール、そしてCloud=クラウドの事を指し、それぞれの頭文字をとって「SMAC」と呼ばれます。

ここを押さえることでiPhoneアプリ開発者にとって大きな可能性の扉が開かれると言っても過言ではありません。これまでに登場した具体例としては、プロスポーツのライブストリーミングを可能にするエンタメアプリ、ハッシュタグバンキングを実現するソーシャルメディアアプリ、モバイル機器での支払い用アプリ、カロリー計算や栄養管理などが可能な健康関連アプリなどが挙げられます。

商品購入も素早く簡単に

Eコマースにおける最大の特長と言えば、何といってもモバイル機器を通して迅速かつ安全に支払いを済ますことが出来るというところにあります。この恩恵を受けて販売業者はセールスアップを簡単に実現することができているのです。

現在、様々なタイプのモバイル機器対応支払いアプリが出ていますが、中でも特にアップルのPassbookは群を抜いています。

iOS6に対応するこのアプリは、バーコードをスキャンすることで映画のチケットやコンサート、レストランに飛行機のチケットなどを購入、管理することが出来ます。加えて会員カードとしての機能も持つのでリピート顧客獲得にも効果的です。

さらにこのアプリには時間と場所に関連した過去のデータを分析し、今回も同じ買い物が必要かどうかをメッセージで確認してくれる機能もついています。

また基本的にユーザーは会員証や割引クーポンを何枚も財布に入れておく必要が無く、結果としてこのアプリは消費者と企業、ひいてはiPhoneとの関係性を強めるはたらきをしていると言えるでしょう。

他にはデジタル財布アプリLemon WalletなどもiPhoneとの相性は抜群で、クレジットカードや銀行のカード、各種ID、健康保険などの各種会員証をバーコードにまとめて管理しておくことが出来ます。そして使用する際にはそのバーコードをスキャンしてもらえばいいだけという非常にシンプルで便利なシステムなのです。

またユーザーはこのアプリを通して銀行口座の履歴をチェックすることができ、アプリ内に管理されている各カード機能を使用する際にはその都度4桁の暗証番号を入力するシステムになっているためセキュリティ面は万全です。さらにレシートの写真を撮って管理することも出来るため、家計簿の代わりとしても役に立ちます。

このように、iPhoneというのは単なるスマートフォンの枠を超えて様々な利便性を兼ね備えたデバイスであるという事が出来ます。

Value=利用価値、Rareness=希少性、Non-imitable=独自性、そしてOrganizational fit=実用性といった俗にいう「VRIOフレームワーク」をしっかり押さえることがiPhoneアプリ開発の重要なポイントとなっており、この要素を取り込んだアプリを利用することで最新テクノロジーの利用に積極的な消費者のグループにも効果的なはたらきかけを行うことが出来るようになるのです。

この記事はWhy iPhone Application Development Services Are Crucial to Have a Competitive Edge in Businessを海外小売最前線が日本向けに編集したものです。

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