- 2017-5-29
- ビジネス・インテグレーション
- IoT, スマートホーム

★IoTでマンションの電力消費を制御~電力負荷を平準化★
大和ハウス工業と東京電力グループのファミリーネット・ジャパン(FNJ)は、高圧一括受電サービスを導入するマンションを対象に、各戸のエコキュート(電気給湯機)の稼働時間を、IoT技術を用い、遠隔操作にて最適に制御するサービスを共同開発すると発表しました。
電気料金の安い夜間に多くの世帯のエコキュートが稼働するため、深夜の電力使用量が一時的に増大するという問題が発生していたとのこと。
IoT技術を用いて、マンション各戸のエコキュートを遠隔操作にて最適に制御することで、マンション全体の電力負荷を平準化できると想定。生活リズムが類似する居住世帯をグルーピングし、グループごとのエコキュートの稼働時間が分散されるよう制御します。今回のサービスにより、世帯ごとに日々変わり得る生活リズムにも柔軟に対応することを目指すとしています。
電力消費のピークシフトにより、コスト削減が可能。削減できたコストは、マンションでのイベント開催や防災グッズの更新費用などに充当し、入居者へ還元するそうです。
参考 https://japan.cnet.com/article/35101874/