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IoT開発に必要なもの 第1回:ビーコン編

IoT開発に必要な要素

IoT開発に必要な要素はなんでしょうか。
基本的に、モノ→ネット→データ分析→データでモノを制御という流れになります。
モノとは、たとえばセンサー(光電、カメラ、温度、超音波、重量など)やデバイス(RFID、NFC、ビーコン)のハード要素のことです。

これらのモノに、ネットワークが接続されることで、IoTの準備が整います。
ネット関連要素としては、通信、無線、有線、光ケーブル、Wi-Fi、Bluetooth、LTEなどの接続方法があります。
また、クラウドを利用しての接続や、セキュリティ関連技術もここで必要です。
データ分析技術としては、AI、機械学習などがあります。
データでモノを制御する方法は、アプリ、APIなどの様々な技術が使われています。

今回は「モノ」からビーコン技術を取り上げます。


ビーコン

ビーコン(英: Beacon)とは、原義は狼煙や篝火といった位置と情報を伴った伝達手段のことであるが、21世紀初頭に於いては主に「無線標識」を指す。
引用:Wikipedia

雪崩ビーコン

ビーコンの中でも、iBeaconは距離測定技術として優れています。iBeaconは、BLEを利用したビーコン技術のことです。
iBeaconはiOS7から標準搭載されている技術で、Appleの商標登録ですが、Androidでも利用できます。ビーコンは相互通信が出来ないのですが、端末を持つ人がエリア内に入った場合などに検知できる機能を持っていたり、距離を計測できたりします。また、GPSと違って屋内の測位ができるため、ビーコンを使って、プッシュ型のクーポンをブロードキャストしたり、アプリを使ってあるアクションを起こしている人を検知することが可能です。

この技術を用いて、IoTデバイスとなったのが、雪崩ビーコンです。
雪崩ビーコンは、雪崩に遭遇しそうな場面が起こりうるケースに持ち歩く装置です。

iBeaconそのものは双方向通信はできませんが、iBeaconを搭載している雪崩ビーコン本体が送信と受信を行うことで電波の双方向受信が可能です。
持ち主が雪崩に巻き込まれてしまった場合に、同行者が携行しているビーコンを受信に切り替えて捜索することにより、埋まってしまった人の場所を検知することができます。
雪崩ビーコンは、雪崩に合った人の他に無事な人(捜索者)がいることが条件となりますが、比較的小規模な雪崩に巻き込まれた場合などに有効です。

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ビーコンとすれ違い通信

徘徊している認知症患者の捜索を行えるサービスも実証実験が行われています。メディカルケアサービスプレスリリース
患者の靴や帽子などにビーコンをセットしておき、それを使って外出した際に「すれ違い通信」で居場所を見つけるというもの。

利点としては、GPSと違い屋内でも見つけることができること、すれ違い通信を活用して短時間で捜索ができるということ、個人情報をビーコンは持っていないため、プライバシーが保たれるということ。
また、施設や家から外出した際にも探知機が作動して、スマホなどにアラートを発信し、徘徊防止にも繋がるとしています。

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ビーコンそのものは、非常に単純かつシンプルな技術なのですが、特性を理解してうまく使えば、優れた製品に仕上がる好例でしょう。

まとめ

IoT開発には大きく分けると、ソフト面の整備とハード面の整備の両方が必要です。
家の中で完結するような小さなシステムもあれば、大規模なインフラを構築する場合もありますが、IoT開発を行う上での必要な要素はモノとネットをつなぐという意味では同じなのです。

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